亀頭包皮炎
亀頭及び包皮の細菌、真菌、ウイルス感染が原因となり、炎症を起こしている状態です。
原因・症状
小児期は包茎であるため、亀頭と包皮の間に垢がたまり細菌の温床となりやすいため、亀頭包皮炎になりやすいです。包皮先端が赤く炎症を起こし、腫れているのが特徴です。
また、成人では性交渉後に包皮炎を起こすことがあります。
化膿連鎖球菌、淋菌感染による、排膿を伴う包皮炎や、痒みや痛みを訴えるカンジダ性亀頭炎などがあります。
カンジダ感染に特徴的なのは、白苔が増え下着に白い粉が付いたりします。
治療
排膿を伴う亀頭包皮炎の場合、抗生剤を服用してもらうこともあります。また、石鹸は刺激が強いため、陰部はシャワーなどで洗い流すだけで良いです。カンジダ感染が疑われる場合は、抗真菌薬の局所塗布を勧めます。